
スピーチのしきたり、マナーについて
■まずスピーチとは何だろう?
いまや、人前で話しのできないような人は世の中に通用しない、と言われる時代です。
各種の儀式やパーティー、会合など、人が集まるところでは、大勢の人が発言し、
みんなが耳を傾けています。
自分には関係ないからいいやでは、すまなくなってきたので、準備のつもりこのサイトにまとめました。
何かの行事に参加して、人前でスピーチをする場合は、「なんでもいいからしゃべればいい」というもの
ではありません。スピーチには、昔から一定のしきたりやママーがあります。
儀式には、その種類や内容にふさわしい話し方の慣例(しきたり)があり、人を不快にさせないよう話をする
のがマナーの基本なのです。
厳粛な式典では決まり文句がものを言う
しきたりに即してしっかりした話をするには、いわゆる“決まり文句”を身につければればよい。
■決まり文句って?
「皆さま、本日はご多忙のところ・・・」とか「遠路を多数お運びくださいまして・・・」などの切り出しや
「カンタンではございますが、以上をもってあいさつといたします」とか「これをもって、私の祝辞
とさせていただきます」などといった締めくくり、これも決まり文句です。
なにごとにつけ、新鮮な感覚がもてはやされる昨今ですが、厳粛にとり行われる式典などでは、
このような型にはまった表現が重んじられています。
スピーチの型について
話の内容をまとめる場合は、文章を書くのと同じように、起承転結や序破急の型を利用すると
聞き手に理解されやすく、飽きないスピーチになります。
起承転結は、はじめの部分、それを引き継ぐ部分、飛躍をはkる部分、結びの部分の4つに
分けて話をまとめる型です。
序破急は、話の導入部分、それを急転回させて話を発展させる部分、さらに、その内容が
クライマックスに達したところでスパッと話を切る型です。
この両方の型を覚え、時と場合によって使い分けができれば、すばらしい巧みな話術が
できます。