見合い・結納・結婚式披露宴のスピーチ集

見合いの席でのあいさつ

■見合いの席でのあいさつ
●見合いのマナー
見合いの進行役は仲介者です。双方が席にそろった時点で、遅れて席へ着いた側に、先着側を紹介します。
ついで、遅れて席へ着いた側を先着側へ紹介します。

●見合いのコツ
主役の二人より、仲介者や付添人の間で世間話が盛り上がってはいけない。(当然ですが・・・)
仲介人は、ころあいを見て、主役の二人だけで話し合う機会をつくります。

●見合いの注意点
当日の費用は、主役の二人が平等に負担します。主役の服装は、仲介人と相談して決めるのがいいでしょう。。。

結納の席でのあいさつ

■結納の席でのあいさつ
●結納とは・・・
婚約の証として、婿・嫁の双方から金品・酒肴などを取り交わすことです。

●一般的なしきたり
結納を取り交わす際の作法については、地方によっていろいろな習慣がありますが、結納品の受け渡しに当たっては、必ず「幾久しく」という言葉をひとこと添えるなど、一般に旧来の形式を重んじます。

●使者が口上を述べるときの心得
結納の儀式は、「本日はお日柄もよろしくまことにおめでとうございます」という使者の祝辞から始まります。使者はふつうは仲人が努めます。結納の口上は、使者となった男性が述べますから、女性はつつましくつき従うだけでよいことになります。

●使者を迎える両家のマナー
家の内外をきれいに掃き清め、置き物、掛け軸、生け花などを縁起のよいものにし、祝膳を用意して、使者を迎えます。使者が到着し、「本日はお日柄もよろしく・・・・・・・」の祝辞を受けたら、「本日はお役目まことにご苦労さまでございます。どうぞよろしくお願いいたします」と使者に対して、心から感謝の気持ちをこめた礼を述べることが大切です。

●そのほかの一般的な注意
結納の取り交わしには、一般に吉日を選びますが、サラリーマンなどの場合には、最近は土曜日や日曜日を選ぶことが増えています。ただし、その場合でも夜間は避けるのが常識です。午前十時ごろから、午後三時ごろまでの間に行うのが一般的によいとさせれています。
また、席上では、全員が、「別れる」「去る」「帰る」などの忌み言葉を避け、気品ある会話を心がけなければなりません。

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目録 結納品目、数量を書く
長熨斗(ながのし) あわびののし 長生不死の象徴
金包 結納金
末広 純白無知の扇子 潔白無垢と末広がりの縁起。
友志良質 麻糸 共白髪になるまでの協力、長寿、健康を願う
子正婦 昆布 子孫の繁栄を願う
寿留目 するめ 長期保存のできる食べ物、不時の備え
勝男節 かつおぶし 不時の備えと男性の剛毅の象徴
家内喜多留 柳樽 関東では現金を包む

媒酌人のあいさつ

■結婚披露宴での媒酌人のあいさつ
●話し方の注意点
媒酌人のあいさつには一定の型があります。出だしと結びの言葉にとくに注意を要します。緊張しすぎ、終始笑顔で、品位のある話をすべきです。

●大切な5つのポイント
@式がめでたく挙げられたことの報告
A新郎新婦の経歴の紹介
B両家の紹介(省略する場合もある)
C新郎新婦への祝意、はげましの言葉
D列席者一同へ、若い2人の将来への支援を依頼

●長くても5分以内
絞切型、失言に注意

本人・親族の謝辞のポイント!

■結婚披露宴での本人・親族の謝辞
●本人の謝辞のマナー
新郎が謝辞を述べるときは、新婦もかたわらに立ち、ともに礼を述べるという気持ちでいることが必要です。最近では、新郎の謝辞に続き、新婦も短い礼を述べることがよくあります。

●親族代表謝辞のしきたり
親族代表の列席者への謝辞は、ふつう宴がお開きとなる直前、通常は新郎新婦の両親への花束贈呈のあとに行われます。

●親族代表謝辞のマナー
若い二人への支援を願うばかりでなく、媒酌人、列席者への心からのお礼の言葉が大切です。