
司会者のあいさつ
皆さん、本日はようこそおいでくださいました。
私は、当家の主、×××××氏のゴルフ友達の××と申します。本日の司会を仰せつかりました。よろしくお願い申し上げます。
さて、うわさのをしのぐご立派な新居に皆さまも驚いておられるご様子ですが、新しい皮袋に新しい酒を・・・、ご当家の今後のいっそうの発展をお祈りし、まずは乾杯をし、祝宴の開会とさせていただきたいと思います。
新居完成祝いでの招待客として
■1
本日は、おめでたい新築のお祝いにお招きいただきまして、厚くお礼申し上げます。
きょう、こちらへおうかがいして第一に感じましたことは、環境のすばらしさです。空気が実においしい。思わず何回も深呼吸をしました。
緑に囲まれた住まいは、今日ではなかなか手に入りにくいものです。駅からこちらへの道は、豊かな自然に恵まれ、うらやましい限りです。
私も、できればこういう自然に恵まれた土地に家を建てたいものだとつくづく感じました。環境ばかりほめましたが、ご新居も明るくて、いかにも住み心地の良さそうな造りで感心いたしました。2階の窓から拝見した眺めなど、海を借景にして、一幅の絵を見るようなすばらしさでした。
ご夫妻のご満足の度合いはいかばかりかと存じます。「喜びは力のしるしである」と、ギリシャの哲学者、アリストテレスも言ったそうでありますが、人生においては、まさに喜びこそ活力の最大の源、と私も思います。
×××さんの次の大活躍を期待いたしまして、新居落成のお祝いの言葉とさせていただきます。
■2
ご立派なご新居の完成、おめでとうございます。
また、お祝いのご招待をいただきまして、ありがとうございます。
奥さまには、いつもご懇意にしていただいておりますが、きょうはまた格別におうれしそうで、私までウキウキいたします。
木の香りもすがすがしいこのご新居に、さらに多くの福がまいりますようお祈りし、簡単ですが、お祝いの言葉とさせていただきます。
新居完成祝いで主人のあいさつ
皆さま、本日はお忙しい中をお運びくださいまして、ありがとうございました。
結構なお祝いの品、お言葉のかずかず、恐縮に存じます。十分なおもてなしもできず、大変失礼いたしました。私もこの新居にて心機一転、明日からは仕事にもいっそう拍車をかけたいと思います。
{仏作って魂入れず」という言葉がありますが、それではなんにもなりません。
先日、ある先輩から、たいへん貴重な教訓をうけたまわりました。
「家を造ったら、次はその中に、質の良い家族を育てよ」という言葉でございましたが、ほんとうにそのとおりだと思います。公私ともに、がんばりたいと思います。
どうか、今後ともよろしくお願い申し上げます。
新居完成祝いで主人(女性)のあいさつ
皆さまお忙しいところを本日はわざわざこのような遠方までおいでくださいまして、ありがとうございました。
ごらんのとおりの安普請で、お招きするにも気がひけるほどでございますが、日ごろお世話になっております皆さんのおかげだと思いまして、ともかくお礼を申し上げたいと存じ、おいで願ったような次第でございます。
息子と娘の3人家族には相応の家でございまして、正直なところうれしくてたまりません。通勤には不便ですが、30分も歩けば、パブリックのゴルフ場もございます。気軽にちょいとワンラウンドというようなときは、どうか私どものところをクラブハウス代わりになさってください。
新築披露などという大げさなものではございませんが、ごゆっくりおくつろぎくださいませ。