全快祝いでの司会者のあいさつ
皆さん、今宵は、×××××くんのうれしい全快祝いです。うれしさのあまり、私がすすんで司会役を買って出ました。お許しください。
×××くんの高校のクラスメートで、×××と申します。
このたび×××くんは、以前に増して元気なご様子で、めでたく退院されました。まことにうれしい限りです。
一年近くにもなる闘病生活にもめげず、驚くべきがんばり精神で、人生の難所をみごとに乗り切られたわけです。
「もう何も心配ない」、主治医の先生も太鼓判を押されたそうです。来月から職場にも復帰されます。本人も大変な張り切りようです。
とは言え、なにぶんにも大病のあと、×××くんにはまだまだ大事をとっていただかねばなりません。したがってあまり長い時間に及ぶことは許されませんが、時間の許す範囲で、めいっぱい×××くんを激励したいと思います。よろしくお願い申し上げます。
病気全快祝いで来賓として
■１
×××くん、ご全快おめでとう。
久しぶりに×××くんらしい元気なところを見せていただいて、こんなにうれしいことはありあません。
行動派の君だけに、一年近くにも及ぶ病院暮らしには、相当イライラしただろうと想像します。しかし、ほんとうによく耐えてくれました。
耐えたと言えば、奥様も家事、育児に追われながら、よく看病に尽くされました。ご両人とも、ほんとうにご苦労さまでした。 それだけにまた、ご家族のお喜びもどれほどの大きなものかと、お察しいたします。
×××くんの職場への復帰に、われわれの期待も大きく、首を長くしてその日を待っています。どうか×××くん、余後を大切に、がんばってください。
■２
×××くん、心からおめでとうと申し上げます。
学生時代に「若者よ体を鍛えておけ」という歌を、私などもよく歌ったものです。その中にたしか「たくましい体がいつかきっと役に立つ日がくる」というような一節がありましたが、このたびの×××くんには、その文句がまさにぴったり。
さすがは、往年の名マラソンランナー。もちまえの敢闘精神で、よくぞ病魔に打ち勝ってくれました。
もう心配ないとのことですが、私は、自分のことのようにうれしく思います。来月からは職場に復帰されるそうですが、×××くんなら大丈夫、すぐに以前のような活躍ができるでしょう。
このたびの経験は、大レースを立派に走りぬいたのと同じです。ほんとうにご苦労さまでした。これからまた、大いにがんばっていただきたい。おめでとう。
病気全快祝いで友人として
バンザイ！ ×××××！ 全快おめでとう。
転んでもただでは起きないという言葉があるが、ほんとに君はすごい男だ。聞くところによると、療養中に英会話をマスターしたそうじゃないか。
会社では、女の子が目の色を変えてそのうわさをしてるぞ。病気をして男をあげるなんて、前代未聞だ。職場へ復帰したら、こんどは結婚だな。
ま、冗談はこのくらいにして、このたび見せたガンバリズムで、体を大切に、仕事でもまた、大活躍をしてほしいと願っています。
病気全快祝いで部下として
本日は、×××社長のご全快を祝福するかのようなすばらしい日本晴れです。こんなうれしいことはございません。社員一同を代表しまして、心からお喜びを申し上げます。
私たち一同は、社長のお元気なお姿に接する日を待ち望んでおりました。
社長は、日ごろ健康そのものでいらっしゃいましたから、突然ご入院なさったときの私たちのショックは、とても強烈なものでした。
あの前後、名古屋支店の業績低下などで、ずいぶん社長のお手も煩わておりましたから、だれもがそのことで後悔いっぱいでございました。
そこで、一同協力しまして、支店の再建にあたることで、社長のお心を休めてもらおうと相談いたしました。
幸いに支店も立ち直り、社長のご全快のお姿に接することもできました。ご看病のご家族の皆さまも、ご苦労さまでございました。
しかし、「雨降って地固まる」と申します。まさにこのたびは、私たち輩下の者にとり、貴重な試練でございました。その意味でも、本日の喜びはなにものにもかえがたい思いがいたします。ほんとうにおめでとうございます。
病気全快祝いで本人のあいさつ
皆さま、本日はお忙しい中をわざわざおいでいただきまして恐縮でございます。
また、入院中はひとかたなるご高配にあずかりまして、ほんとうにありがとうございました。入院当初は、私もすっかり弱気になっていましたが、皆さまのお励ましに力を得て、このように全快することができました。
心から感謝いたしております。
このたびの経験でつくづく思ったことは、ふだんまるで気づかなかった健康のありがたさです。仕事のできる喜び、それに友達や家族の者のありがたさもこの機会にしみじみと知りました。
そして、多くの人へのご恩返しに、健康である限り、世の中のために何かお役に立つことをしなければと思いました。
その第一歩といたしまして、職場に戻りましたら、皆さまのご厚情におこたえするため、一所懸命、働く覚悟でございます。
どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。たいしたおもてなしもできませんが、時間の許す限りごゆるりとお過ごしください。ほんとうにありがとうございました。
事故負傷者全快祝いで友人として
×××さん、全快ほんとうにおめでとう。
事故のニュースを耳にしたときは、とても心配しましたが、傷あとも残らず、こうしてお元気になられてよかったですね。
×××さんは、入院中とても落ち着いていらして、お見舞いにうかがった私たちが反対に励まされ、さすが×××さん、とホッとしたものです。
来週から職場へ復帰されるということですが、くれぐれも無理をなさいませんように、とお願いしておきます。
事故負傷者全快祝いでの本人の謝辞
■１
おかげさまで元気になりました。先週のはじめに退院することができました。入院中は再三お見舞いをいただきまして、ほんとうにありがとうございました。
また、本日はこのような会まで開いていただいて感激であります。
とんだ事故で、危うく地獄へ行くところでしたが、悪運が強かったのでしょう。憎まれっこ世にはばかるの言葉どおりでございます。
ごらんのとおり、以前にもまして手も足も口も力がありあまる状態になっております。これもひとえに皆さんのおかげと、深く感謝いたしております。
腕ももとどおりに修理でき、ついでに体の中身まですっかりオーバーホールできました。気力も申し分なく充実しております。
あいかわらずの減らず口とお思いでしょうが、元気な証拠ということでお許しください。来週から皆さんとご一緒にバリバリ仕事をやれると思うと、うれしくてなりません。 よろしくお願いいたします。
■２
本日は、お忙しい中を皆さんどうもありがとうございました。不測の事故は人知の及ばぬところとは申せ、ご心配やご迷惑をおかけしたうえ、かずかずのありがたいお言葉、感謝の申し上げようもありません。
おかげさまで、リハビリの経過も順調でして、あと二回も通院すれば大丈夫とのことです。このうえは皆さまへのご恩返しのため、一日も早く職場へ復帰したいと考えております。なお、入院中のお見舞い、留守宅へのお心づかい、ありがとうございました。
